5歳の夏
その1.母親に叱られて、「ママ、わたしがあかちゃんのときはとてもしんせつにしてくれたのに、いまはひどい!」と泣いて抗議する。
その2.「ねえ、わたしのかお、どうしてこんなにきれいなの?」と真顔で両親に聞く。
その3.「ねえ、わたしのかみ、どうしてこんなにまっすぐできれいなの?」と真顔で天パーの父親に聞く。
2歳10ヶ月 アレを怖がらなくなった。
恐怖のアレ
昨日、娘がテレビでNHK教育の いないいないばあ のDVDを見ているとき、アレがでてくるチャッチャララ~というイントロ音楽が聞こえた。
「あ、しまった。」
料理をしながらドキリとした。
アレがでてくると、娘はキッチンに泣きながら駆け込んでくるのだ。
そして彼女が落ち着くまでは仕事にならない。
娘がいないいないばあを見るようになったのは生後7ヶ月を過ぎた頃のことだったか。
最初は無反応だったのに、ある日を境にして急にアレが出るたびに狂ったように泣くようになった。
その度に家事を中断して宥めるはめになったので、私としてもアレは憎い存在であった。
いないいないばあにアレが頻回に出ていた頃は、アレだけ消すために録画を編集するなどしたものだ。
しかし昨日はちがった。
娘はアレがでてきたにもかかわらず、
「きいろいながぐつさん」
と声をかけたりしながら、TVから逃げずにニコニコ見ている。
ぶかが水たまりに飛び込むところなどみて、
「ながくつさん、ぬれちゃったねえ。」
「あとで洗わないとねえ。」
などと長靴の心配までしている。
大げさかも知れないが、私は本当にびっくりした。
ビックリしすぎて、1年以上放置していたブログを更新しているくらいである。
ところで、アレとは、↓これのことである。
画像出典:佐々木ページ » ぶか
ながぐつのぶか というキャラクターだ。
ぶか自体、ごらんの通りどうみても無害そうだし、性格もよさそうだ。
とてもかわいいといってもよい。
正直、怖い要素というものが自分から見て全く見あたらないのだが、とにかく娘はこれを怖がった。
とにかく、娘にとっても、(娘が泣くので)家族にとっても、ぶかは「出てきては困るもの」であったのだ。
これの一体何が怖いのか?
娘に聞いても泣き叫ぶだけで答えてくれなかったので、気になって検索してみると、
いないいないばあっ!を見ている我が子が黄色い長ぐつが出てくると毎回泣く | イクジータ
というスレッドがあった。
どうやらうちの娘だけの反応ではないらしい。
そして他のサイトでは、3歳になったら平気になったという記述もみかけたので、どうやら一過性のもののようだ。
実は娘が怖がるキャラクターは他にもあって、ブルドーザーくん
も出てくると泣きながらすっとんでくる。
ぶか と ブルドーザーくん の共通点は、
① 黄色い
② 本来なら無生物のものに目や口がついている
③ がんばるとき、ときどき口をへの字にする
くらいである。
さっきのリンク先でも、口をムーンとへの字にしているのが怖い、という子どもの意見も載っていたので、やはり③なのだろうか。
でも、もう娘はアレの恐怖を克服したのだ。
アレが自分に害をなす者ではないことが、分かるようになったのだ。
むしろ親しみを持てる対象になったのだ。
これが子どもの成長というものなのだなあ。
ふしぎだなあ、うれしいなあ、でも、アレを見て泣き叫ぶ娘を見られなくなるのも、なんだか寂しいなあ、と思ったのでした。
(おしまい)
1歳10ヶ月 断乳後5ヶ月,ミルクを欲しがる
娘は生まれてからずっと母乳で育ち,1歳5ヶ月のときに断乳した。
が,その5ヶ月後の今,なぜか土曜日限定で,ときどきミルクを欲しがる。
土曜日になると,棚に放置されていた哺乳瓶を持ってきては,ミルク,と言うのである。
不思議と日曜日には言わない。
ジュースにする?と聞くと,首を振ってミルク,と言う。
その点,一貫している。
母乳を飲んでいたころは断固拒否していたミルクなのに,両手で抱えてごくごく飲んでいる。
【娘の服をしまっているカゴの中で,一心不乱にミルクを飲む娘。】
飲んでいる最中はたいそう機嫌がよく,仕事終わりの会社員がビールを飲むごとくプハー!と言いそうな様子である。
なんなんだろう。
ウィークデーは保育園で気を使ったから,休日は羽を伸ばすぞー!という感じなんだろうか。
日曜日には欲しがらないのは,翌日から保育園だからだろうか。
そういえばおっぱいも,未だに時々欲しがる。
お風呂に入りながら,母の胸をまさぐってはニヤニヤするし,
甘えついでに「おっぱい」とか言い出す。
もう母の乳はにじむ程度,しかも片乳のみしか出ないのだが。
これについても,保育園の先生に「普通は断乳したらおっぱいのことは忘れちゃうんですけどねー」と珍しがられている。
最近ごっこ遊びができるようになったり,言葉が増えてきたりで,一気に赤ん坊らしさがなくなってきた。
でも,こうして時々赤ん坊らしく振舞われると,なんだか嬉しい。
もっとゆっくり育っていいんだよ,と言いたくなる。
1歳3ヶ月 鍵がすき
娘は鍵が好きである。
特に自転車の鍵が大好きである。
公園に連れて行って、さあ駆け回っていいよ!と放牧しても、ふらふらと自転車の方に吸い寄せられてずっと鍵をいじっているときがある。
【↑鍵いじりモードの娘。興奮してハァハァ言いながら鍵を開けつづける。】
親心としてはできれば芝生で駆け回って欲しいので、自転車から離れたところまで連れて行ってみたりするのだが、私のかばんからさっと鍵を取り出して、自転車の方へポテポテと歩いていく。
【↑鍵を持って、50mほど離れた自転車に向かう娘。】
鍵好きなのはまあいい。
見た目もいかにも重要そうだし、メカっぽい動きがあって楽しいのだろう。指の発達にもよさそうだ。
やっかいなのは、鍵を取り上げられると怒って泣くことである。
本当に、自分の尊厳を傷つけられたと言わんばかりの勢いで泣く。
夕方の公園で、もう帰らなければいけない時間に自転車の鍵をはなさず、本当に往生したことがある。
仕方ないので小さい手から鍵を取り上げ、反り返ってぎゃん泣きの娘をどうにか座席に押さえつけ、これ、傍から見たら虐待かもな・・・と思いながら家に帰った。
ネットで検索しても、こどもの鍵好きは鉄板のネタのようで、わざわざ鍵のおもちゃみたいなものも売っている。
Amazon.co.jp | ワンワンとうーたん ワンワンとうーたんのいろんなカギ | おもちゃ 通販
鍵ブームはまだまだ続きそうなので、ぎゃん泣き対策に買おうか・・・いや、偽者はあっという間に飽きそうだ・・・・と、今悩んでいるところである。
しらすで再起動
うちの子は寝起きはたいてい機嫌が悪い。
しばらくフェフェと泣いて、調子が悪いときはさらに声をあげて泣き続ける。
なぜ泣くのかはよくわからない。
泣いている本人もなんでかわかっていない感じ。
起動がうまくいかなかったとしか言いようがない感じである。
だっこしたり、絵本を見せたり、バナナを差し出してもダメ。
ほとほと困っているうちにふと思いついて、好物のしらすを目の前に置いてみたら、何事もなかっかたのようにモッシャモッシャと食べ始めた。
食べ終わったらケロリとして「おはよう」という顔をしている。
以来、朝に泣いたときには再起動のためにしらすを食べさせている。
シーツがしらすだらけになるのが玉に瑕だけれど、カルシウム補給にもいいのじゃないかな。
写真は、再起動後。
麦茶を飲んでほっと一息。
1歳2か月半。いやいやをするようになった。
1歳ちょっと過ぎから、ごはんを食べさせていてこれ以上はもういらない、と言うときに首を横に振るようになった。
首を横に振ることが「いや」と伝える手段であると教えたことはないのだが、いつの間にかそうするようになった。
本能なのだろうか。自然に周囲から学ぶのだろうか。
不思議なもんだなーと思っているうちに、すごく嫌な時は手を横にふるアクションもつけるようになった。
例えば、一昨日「お風呂に入る?」と聞いたら
いやいやいやと首を横に振りながら手も横に振った。
面白いので5度くらい聞いたが、同じ反応をする。
ためしに「お外にあそびに行く?」と聞くと反応しない。
明らかにお風呂が嫌なようである。まあ入れたけど。いれないとあせもできるし。
こんな仕草をもちろん教えた覚えはないし、日常生活でもあんまりやってる人はみたことない気がする。
なんなのか。テレビかな。
ところでこれが第一次いやいや期というものだろうか。
2歳ころになると強烈なのがくるらしいが、いまのところ大変かわいい。
あんまりかわいいのでお風呂いやいやは動画に撮った。
2歳のいやいや期とかその後の反抗期に見せてやろうとおもう。
ふふふ。
子どもができて育てているので記録をするよ。
今、子どもはすでに1歳2ヶ月になる。
妊娠、出産、新生児期、あっという間に過ぎていった。
大変だったのだろうけれど、今も十分大忙しで、日々があっという間に過ぎていく。
きっとあとで、あー、記録しておけばよかった、と思うだろう。
そう思ったので、記録します。